みなさん こんにちは(^^)
大阪府 摂津市 腰痛専門整体 整体院優福 院長の早川祐平です。
いつもブログをご覧頂き、本当にありがとうございます。
本日は、気温がポカポカ温かく春を感じさせてくれました(^^)♪
気持ち良くてついついウトウトしてしまいがち(笑)
さて、本日は交通事故の後遺症で当院へご来院頂きましたお客様のお話をさせて頂きます
とある梅雨時期に、交通事故を起こされましたE・K様
バイクを運転中、優先道路を直進していたところ、前方から右折待機していた車が急に発進してきて衝突
不幸中の幸いで、命に別状は無く、骨折等もしておりませんが、全身打撲と傷が少々
救急車で運ばれ、一日検査入院され、事故当日は、吐き気が強く動けなかったそうです
次の日から、肘の痛みと首のだるさが出現
整形外科で、肘の打撲と頸椎捻挫、いわゆるムチ打ちと診断され、リハビリに半年間通われました
頸椎の牽引とマッサージ、電器治療を行ったそうです
しかし症状は一向に改善されず
それでも、「半年だからそろそろ打ち切りだ」と主治医と保険会社から言われ示談し、通院は終了されました
けれども、首のだるさと肘の痛みが治っていなかった為、別の整形外科へ受診される
そこでは、肘の痛みに対して「テニス肘だ。事故とは関係ない」と何故かテニス肘と診断される
そこでもリハビリを受けられるが、肘へのホットパックと肘のストレッチ、首に対しては頸椎の牽引を行ったそうです
１か月程通院されたが、全く変化がなかった為、通院は中止
整骨院やマッサージ、カイロプラクテック等、色々と彷徨われた結果、当院へ辿りつかれたお客様です
当院で施術を行わせて頂き、首の症状に対しては、改善はみられておりますが、現在も施術中です
肘の痛みに関しては、初回の施術で消失し、その後も再発しておりません
今回は、整形外科で見落とされていた肘の痛みの原因とセルフケアについてお話させて頂きます(^^)／
当院でお身体の状態を検査させて頂いた結果、ご紹介させて頂いたお客様の、「肘の痛みの原因」は「手」にあることが分かりました
施術は手首の関節と親指の付け根の関節、肘の関節に対する調整から始めて、徐々に痛みが軽減していき、手の筋膜と筋肉の調整を行うと、痛みは完全に消失しました
その痛みの改善に大きく影響のあった手の筋肉は「母指球筋」と「腕橈骨筋」です
この二つの筋肉が肘の痛みの原因でした
ここが原因となった機序は、色々と推察はできるが不明瞭な要素もある為、割愛させて頂きます
恐らく、交通事故を起こされた時に、何らかのメカニカルストレスが加わったのでしょう
肝心なことは、今出ている痛みに対して原因が見付けられるかどうかです
お客様が、当院へご来院されるまでに足を運んだ医療機関等では、手を診ることはなかったそうです
的外れな場所を治療していたのでは、当然治りません
ここでは、他では見落とされている、肘の痛みの原因になることが多い、「母指球筋」と「腕橈骨筋」のセルフケアについてお伝えさせて頂きたいと思います
どこに行っても治らない肘の痛み…
色々試してみたけど、治らない肘の痛み…
慢性的にうずく肘の痛み…
このようなお悩みがあるかたには、改善する可能性がありますので、是非、お試し下さい
肘に関係する筋肉は、局所的に存在せず、多くは肘を跨いで肩や手のほうにまで繋がっています
その為、肘は肩や手の状態に依存しているのです
肩や手にストレスが加わると、肘で痛みを感じてしまいます
そこで、最も負担がかかりやすく、疲労しやすい筋肉が「母指球筋」と「腕橈骨筋」です
優福式 肘の痛みセルフケア「母指球筋」と「腕橈骨筋」編
「母指球筋」
人は他の動物と違って、手を器用に使い、様々な活動をしています
中でも、親指の「対立」という、親指と他の指とを向かい合わせる動きである「つまむ」動きは、人間にしかできません
「つまむ」ことができるのは、母指球筋が発達しているおかげなのです
ですので、母指球筋にはストレスがかかりやすく、疲労しやすくなっています
①母指球揺らし
親指側の一番筋肉のボリュームがあるところに反対側の指を当て圧をかけます
その状態のまま、上下にリズム良く揺すります
３０秒～１分間続けて下さい
痛みがない側も、左右両方行って下さい
「腕橈骨筋」
この筋肉は、肘を大きく跨いで走っている長い筋肉で、肘と手の動きに関与しています
腕を使えば必ず働く筋肉といっても過言ではないくらい頻回に働いてくれます
その為、ストレスがかかりやすく、疲労が蓄積しやすいのが特徴です
②腕橈骨筋押し伸ばし
親指を天井に向けた状態にします
肘の横ジワから、２～３横指分の辺りで、筋肉がポコッとん盛り上がっているところがあります
その部分を親指でしっかりと押さえます
少し痛いくらいに強めに押さえます
その時に、筋肉の線維から指がズレたり、コリっと逃げてしまった場合は、もう一度逃がさないようにしっかりと盛り上がりを押さえ直して下さい
そこを押さえたまま、手首を上下（親指側と小指側）に30秒間動かします
次に、そこを押さえたまま、肘の曲げ伸ばしを30秒間行います
これで肘が楽になるのを感じて頂けると思います
肘の痛みでお悩みの方は、是非お試しください(^_-)
整体院優福 院長より
本日もブログをご覧頂き、本当にありがとうございました。
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