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  • 執筆者の写真院長 早川

汗について知ってほしいこと

みなさん こんにちは(^^)


大阪府 摂津市 腰痛専門整体 優福 院長の早川祐平です。



暑いですね~(^_^;)



汗かきます。



汗って本当に気になりませんか?



あなたは「汗」に関して、どんな印象を持っていますか?



人と会う時



作業に集中している時



寝ている時



タラタラ流れてくる汗に、あ~!もう、うっとうしい!(笑)



って、なることはありませんか?



汗って何だろう。


汗ってどこから出ているんだろう。

本日は、そんな「汗」についてお話させて頂きたいと思います(^_-)



最後までご覧頂ければ、少しは汗に対して印象が変わるかも知れませんよ(笑)



では、お楽しみ下さい♪

◆汗は体温を調節してくれている!?



人間の身体には、全身の筋肉をおおっている皮膚があります。


皮膚の面積は、大人でおよそ畳1枚分あります。


皮膚は、紫外線、細菌、温度変化などから身体を保護してくれています。



そんな皮膚のはたらきの一つに体温調節があります。



体内では、絶えず熱をつくっています。


皮膚はその熱を体外へ放散する役割を果たしています。


熱は血液が運んでいます。


皮膚の内側にある毛細血管を流れる血液の熱を、皮膚の最も表面の部分である表皮というところから外に出しています。


体温が上昇している時は、毛細血管を流れる血液の量を増やし、熱の放散を大きくしながら体の表面に汗を増やします。


そして気化熱によって体の表面の温度を下げているのです。


気化熱とは 水分が蒸発する時に、周りから吸収する熱のことです。


暑い日に玄関先に撒く「打ち水」の原理です。


暑い地面に冷たい水を撒いて地表から熱を奪うのと同じことだと理解して頂ければと思います。


逆に気温が低い時には、熱を放散させずに体温を維持する必要があります。


その際は、毛細血管を流れる血液の量を減らして、熱の放散を小さくしています。


◆汗が出る穴!?



暑いと汗をかきます。


その汗は、全身に分布しているエクリン腺という部分から分泌されています。


そして、汗孔という汗の出口から体表面に出てきます。


暑いときに限らず、手の平や足の裏からじんわり汗が出ていませんか?


これは、物を持つ時や歩く時に滑りにくくする働きをしています。


また、汗はアポクリン腺という部分からも分泌されています。


そして、毛穴から体表面に出てきます。


アポクリン腺は、わきの下、乳輪、肛門などにあり、ニオイのもとになる物質を含んでいます。


汗のニオイについては後述させて頂きますね。


緊張や恐怖、不安や驚きなど、心理状態に合わせてかく冷や汗はエクリン腺とアポクリン腺の両方から出ています。

◆汗はどこで作られているの!?



汗はどこから来ているかご存知ですか?


実は、汗の原料は血液です。


汗腺(先ほどのエクリン腺とアポクリン腺)には分泌部と呼ばれている、汗のもとをつくる部分があります。


ここで、血液から赤血球などを取り除いた血漿(けっしょう)という液体から汗のもとがつくられているのです。


血漿には、たくさんのミネラルが含まれています。


そのまま汗となって体外に出てしまうと、体にとって大切な成分であるミネラルが大量に失われてしまいます。

そのため、分泌部から出てきた汗のもとは、皮膚表面に出るまでの道のりで、血漿に含まれたミネラルなどの成分が吸収されることによって、余分な成分を含まない99%水分の汗が出てくるようになっています。


要は、汗腺で「ろ過機能」が働いていると考えて下さい。


必要なものと、不必要なものを取り分けているのです。



しかし、この汗腺のろ過機能には限界があります。


汗の量が多くなってくると、十分にろ過できず、余分な成分が汗に残される量が多くなってしまいます。


これら汗腺の「ろ過機能」が十分働いている場合の汗は良い汗。


十分にろ過できず、余分な成分が汗に残される量が多かった場合の汗は悪い汗と一般的に言われています。


良い汗の特徴は、水に限りなく近く、皮膚表面で蒸発しやすい性質があります。


一方で悪い汗は、濃度が高く、ねばねばしており、蒸発しにくい性質があります。


そのため、体温を調節するうえで効率が悪くなってしまいます。


また、悪い汗には余分な成分が多く含まれているため、嫌なニオイが発生しやすいのです。

◆汗ってくさい!?



汗は臭い!と決めつけていませんか?


それでは汗が可哀相です。


実は、出たばかりの汗は無臭です。


では、汗をかいた時のあの嫌なニオイは一体何なの?ってなりますよね。


あのニオイは、汗そのものではありません。


実は、汗や皮膚の汚れをエサにした細菌が作り出すニオイ物質のニオイだったのです。


そして、先ほどの汗腺のろ過機能が不十分だと、ニオイやすい悪い汗が出やすくなってしまいます。


では、汗腺に原因があるのでは?


実は、エクリン腺から出る汗には、ニオイの原因となる物質はほとんど含まれていません。


汗が皮膚の表面で垢や皮脂などと混じり合い、これを細菌が分解することでニオイ物質が発生し、臭くなるのです。



そう、あのすっぱいニオイ 腐った雑巾のようなニオイ(>_<)



これらは、エクリン腺から出る汗をエサに、細菌が作り出した物質のニオイだったのです。


ついでに アポクリン腺から出る汗も、細菌の分解によってニオイが発生します。



これは有名なわきが臭となります。

◆汗の成分って何!?



エクリン腺から出る汗の成分 99%は水分です。


それ以外の成分は塩分がほとんど。



汗を舐めると塩味がし、大量に汗をかいた後、黒いTシャツに白い跡が残るのはそのためですね。


その他、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛、重炭酸イオンなどのミネラルや電解質 さらに乳酸、尿素などの老廃物も、わずかですが含まれています。


いかがでしたでしょうか?


なかなか奥深いですよね。汗って(笑)



汗をかくと、たくさんのミネラルが出ていきます。


そうすると、熱中症や疲労の原因にもなります。


これからの時期、水分補給の大切さが解って頂けたかと思います。



そして、汗腺のろ過機能は、汗をかけばかくほど高まるという性質があります。


日頃から、半身浴や軽い運動をして適度に汗をかいて汗腺機能を鍛えておくことが大切です(^_-)


みなさんの健康と幸せを願って☆



優福 院長より



PS



差し入れ、ありがとうございます(*^^*)



美味しく頂きました♪



頑張ります!






本日もブログをご覧頂き、本当にありがとうございました。



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腰痛専門 優福へお気軽にご相談下さい。



どうか、当院へ連絡するのをためらわないで下さい。



私はあなたのつらい腰痛を改善させて頂くために、ここに存在しています。



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連絡先:TEL 070-1764-8108


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