みなさん こんにちは(^^)
院長の早川祐平です。
私が医学校で医学を学んだ頃、高血圧という病態はこんな風に習った。
血圧は寒い冬に上昇し、暑い夏は下がる。
また、午前中は低く、午後は高くなる。
さらに運動をしたり入浴後にも血圧は高くなりますよ、と。
もちろん、こういった血圧の常識は間違ってはいない。
けど、現代はそれだけでは通用しなくなってきている。
だって、夏になると血圧が上昇する人もいる。
午前中や起床時に血圧が高くなる人もいるし、運動後に血圧が下がる人もいるわけだ。
もはや、教科書通りにはいかないケースが多く存在する。
こういった背景として、そもそも高血圧を一括りにし過ぎているからではないかなって思います。
実際、病院や健診で高血圧だと判断された場合、一律にいわゆる「血圧の薬」を処方されますよね。
そして根本治療されることなく、死ぬまで延々と飲み続けさせられる。
そのうち薬に依存する体になってしまって、気付けば自分で血圧をコントロールする力を失ってしまう。
そして、どんな薬にも必ず存在する薬の副作用による二次障害に、知らず知らずの内に侵されていく。
気付いた時には、別の病気を罹ってしまっているといった悪循環に陥ってしまいます。
さて、これらは血圧を一括りにしてしまっていることが原因です。
それは仕方がないです。
だって、皆さんを診ている主治医が昔の知識しか知らないから。
そして、血圧が高いという現象を追求して治そうとしないから。
いや、そもそも治す手段を知らないから。
薬物漬けにするか、手術で何かを取り除いてしまうしか手段はない。
ところが、私が属する分野ではそんなことはありません。
必要であれば一定期間に限って薬物等の力を借りることはあっても、根本的には人体に害を与えずに治癒させていく手段を知っています。
血圧も一緒です。
高くなる理由があるから高くなっているのです。
その理由は何か。
ここが大切です。
とりあえず、本日は高血圧には大まかに3つタイプがあることを知ってください。
まず、昔からいわれている「これぞ、高血圧!」みたいなタイプ。
基本的には、見た目でわかりやすいです。
ずんぐりむっくりして赤ら顔。
明らかに体内に脂肪や塩分が溜まりまくっているだろうなって人です。
次に、やせて青白い見た目なのに高血圧だと診断されているタイプ。
このタイプの人は、若い頃はどちらかというと低血圧だった人が多い。
更年期になって下半身が冷え、肩こりや頭痛、めまい、のぼせと合わせて血圧も上がってきてしまったのです。
最後に、下の血圧が高くて、午後よりも午前中のほうが高めで運動すると血圧が下がるタイプ。
この3つ目のタイプの人はいわゆる血圧の薬(降圧剤)が特に意味がなく、薬を飲んでいくうちに、どんどん逆に健康を損ねていってしまうので注意が必要です。
ルーチンで同じ薬を出してくる医者は何もわかりませんから、ご自身で体調の経過をよく観察して、セカンドオピニオン等も積極的におすすめいたします。
3つ目のタイプの人は、脳卒中や心臓の発作が明け方に起こりやすいのも特徴です。
腎臓の状態などもここでは大きく関与してきますので、このタイプの人は腎機能が弱っていないかも要チェックです。
一般的に、起床時には体温も気温も低い時間帯のため、冷えによって血管が収縮し、血流が悪くなってしまい血圧が上昇してしまいやすいのです。
起きてから、体を動かして体温が上がってくるうちに、血管が拡がって血流が良くなり血圧が下がってくる。
同じ高血圧でも、大きくわけてこれだけ違いがあります。
もっと細分化すればさらに細かく分けることができますし、その上で個人の身体状況や生活スタイルを合わせて考えていくと的が絞られてくるわけです。
原因と治療すべきところの的が。
したがって、自分の高血圧がどのタイプかを見極めて、対処していかなければなりません。
あなたの主治医がここまで応えてくれるか、次回の診察時に尋ねてみてください。
説明してくれたら良い理想の主治医です。
あなたの健康状態はその主治医に任せましょう。
もし、尋ねてみることで主治医に嫌な顔されたり、またはこの段階であなたが「ちょっと尋ね難いな」とか、「そんなこと聞けないな」とかって思うのであれば、その主治医は止めておいたほうが身のためです。
まず、治療が合ってる間違ってるとか、治せない云々の前に、患者と良好なコミュニケーションがとれる状況でないことが問題です。
何でも言いたいこと、聞きたいことが発信できないような医者が相手では、100%病気は良くなりません。
日本には、病院が山のようにありますし、医者もピンからキリまでいます。
当たり外れが多すぎるので、半ば病院も博打みたいになってしまっていますが、頑張って良い信頼できる主治医を見つけ出してくださいね。
みなさんの健康と幸せを願って☆彡
大阪府 摂津市 千里丘 心寄整体院 院長早川より
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本日もブログをご覧頂き、本当にありがとうございました。
感謝致します。
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